扶桑薬品 「アイ・スタット」国内独占販売権を取得
公開日時 2003/02/04 23:00
扶桑薬品工業は2月4日、米アイ・スタットコーポレーションと、血液分析システム「アイ・スタット」について契約を更新し、日本市場での5年間の独占販売権を得たと発表した。契約は04年1月から08年12月まで。扶桑薬品のアイ・スタット売上は現在年間10億円規模で、契約更新により年間20億円以上の市場規模を目指す。アイ・スタットは93年3月発売。両社は5年間の独占契約とそれに続く5年間の非独占契約を結んだ。契約期間中に米アボット社がアイ・スタット社と販売契約を結び、日本国内では子会社のダイナボットが、非独占期間に入って販売していた。米アボット社とアイ・スタット社の契約は03年12月で切れるという。