中医協は５月21日の総会で、中外製薬の抗がん剤「ゼローダ錠」（一般名：カペシタビン）など５成分11品目の薬価算定について承認した。いずれも類似薬効比較方式（Ⅰ）による算定。６月６日収載予定。新医薬品は次の通り。▽中外製薬＝抗がん剤「ゼローダ錠300」（カペシタビン）398.2円＝有用性加算（Ⅱ）▽塩野義製薬＝鎮痛剤「オキシコンチン錠５mg」「同10mg」「同20mg」「同40mg」（塩酸オキシコドン）各154円、288.4円、540.1円、1011.5円＝外国平均価格調整・引き下げ▽バクスター＝腹膜透析液「エクストラニール」（イコデキストリン、乳酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム配合剤）1.5リットル1099円、２リットル1396円、1.5リットル排液用バッグ付2162円、２リットル排液用バッグ付2500円＝有用性加算（Ⅱ）▽グラクソ・スミスクライン＝血管収縮剤「イミグラン点鼻液20」（スマトリプタン）1171.1円＝外国平均価格調整・引き上げ▽協和醗酵工業＝脳下垂体ホルモン剤「デスモプレシン・スプレー10協和」（酢酸デスモプレシン）7719.5円。