日医調査 被用者本人「3割負担」で受診抑制
公開日時 2003/06/19 23:00
日本医師会は6月19日までに、今年4月診療分について調べた「第3次レセプ
ト調査」(速報)をまとめた。前年同月と比べ、入院と外来をあわせた社保・
本人の総件数が6.98%、1件当たり日数が4.27%それぞれ減少しており、被用
者本人負担3割への引き上げで受療動向にマイナスの影響が表れたとみられる。
社保・本人の総件数は、入院が3.32%減、外来が7.08%減で、一般・退職者
(入院3.06%減、外来4.04%減)と比べると、とくに外来で受診抑制がかかっ
ていることが分かる。入院と外来をあわせた1件当たり日数も一般・退職者
(2.61%減)と比べマイナス幅が顕著だった。また、これらの結果、社保・本
人の入院と外来をあわせた総点数は5.79%のマイナス(一般・退職者1.53%減)
となった。
一方、老人も外来が総件数(△1.18%)、1件当たり日数(△5.49%)とも大
幅マイナス。02年10月の高齢者一部負担を見直した制度改正と診療報酬改定の
影響が見られる。同調査は第1次、2次で02年診療報酬改定の影響を測定、第
3次は、03年4~6月のデータを集計し主に3割負担の影響を調べる目的で実
施している。