協和発酵と杏林製薬 アレロックを共同販促
公開日時 2003/08/24 23:00
協和発酵工業と杏林製薬は8月22日、協和発酵が製造販売している抗アレルギ
ー剤「アレロック錠2.5・同5」について10月1日から国内で100床未満の医療
施設(GP)を対象とした共同販促を行うことで合意したと発表した。杏林製薬
は内科、耳鼻科領域のGPに強く、一層の市場浸透が期待できると判断した。内
資企業の03年4―6月決算によると、抗アレルギー剤はアレロックが29億円、
大日本製薬のエバステルと第一製薬のジルテックがともに24億円、三共のアレ
ジオンが16億円、塩野義製薬のクラリチンが10億円、田辺製薬のタリオンが9
億円と、アレロックが一歩リードしている。