厚労省 「サービス職」の死産3倍以上
公開日時 2003/08/26 23:00
厚生労働省は8月26日、「00年度人口動態職業・産業別統計」を発表した。死
産の割合は人口千対31.2で、母親の職業別では「サービス職」が全体の3倍以
上の112.8であることが分かった。同省統計情報部は、「ウェイトレスやヘル
パーなど、体を酷使する職業の妊婦が死産に至っている」と分析している。
調査は00年4月から01年3月までに発生した事例を対象に実施。このほか、20
~64歳の年齢調整死亡率は、職業別では男が「サービス職」、女は「保安職」
が、産業別ではいずれも「鉱業」が高いことなどが分かった。