厚労省 「重要な副作用」で7品目の添付文書改訂
公開日時 2003/08/28 23:00
厚生労働省は8月28日、医薬品・医療用具等安全性情報192号を発表した。抗
結核剤「イソニアジド」など、使用上の注意の改訂を指導した7品目について、
重要な副作用や改訂の根拠となった症例の概要を示した。
7品目(いずれも一般名)と「重要な副作用」は次の通り。▽抗結核剤「イソ
ニアジド」=腎不全、間質性腎炎、ネフローゼ症候群、無顆粒球症▽「インフ
ルエンザHAワクチン」=肝機能障害、黄疸、ぜん息発作▽抗がん剤「塩酸ノギ
テカン」=間質性肺炎▽抗生物質製剤「スルバクタムナトリウム・アンピシリ
ンナトリウム配合剤」=間質性肺炎、好酸球性肺炎▽血圧降下剤「バルサルタ
ン」=間質性肺炎▽代謝拮抗剤「フルオロウラシル」=肝機能障害、黄疸、急
性膵炎▽抗ウイルス剤「リン酸オセルタミビル」=急性腎不全、白血球減少、
血小板減少