厚労省・調査 後発品、薬剤種類数で約2割
公開日時 2003/10/13 23:00
02年社会医療行為別調査は、後発医薬品の状況について初めて調べた。薬剤全
点数に占める後発医薬品の点数の構成割合は6.8%で、一般医療(6.5%)より
老人医療(7.3%)で高い。また、1件当たり薬剤種類数(総数3.72)のうち
後発医薬品は0.73。一般医療は3.41のうち19.1%にあたる0.65が後発医薬品、
老人は4.46のうち20.4%にあたる0.91で、実数、割合とも老人の方が後発医薬
品の使用が多い。厚労省統計情報部は「後発品は品目に偏在もあり今後の推移
を見なければ何とも言えないが、老人での使用が多いようだ」と話している。