薬食審・部会 骨粗しょう症治療剤など輸入承認を了承
公開日時 2003/10/19 23:00
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会第一部会は10月17日、日本イーライリリー
が申請していた骨粗しょう症治療剤「エビスタ錠60mg」(一般名:塩酸ラロキ
シフェン)の輸入承認を了承した。この日の部会は同剤を含め、2品目の輸入
承認について審議、2品目の製造承認一部変更承認について報告を受けた。
アボットジャパンが申請していた鎮痛剤「プレセデックス静注液200u(ミュー)
g『アボット』」(一般名:塩酸デクスメデトミジン)の製造承認一部変更に
ついても了承。同剤は、マルイシ製薬も「プレセデックス静注液200u(ミュー)
g『マルイシ』」の販売名で輸入承認を申請、同様に了承された。
山之内製薬のマイナートランキライザー「ホリゾン注射液10mg」(ジアゼパム)
について有機リン中毒・カーバメート中毒のまひ抑制の、小野薬品工業のプロ
スタグランジンE1製剤「プロスタンディン」(アルプロスタジルアルファデク
ス)について、動脈管依存性先天性心疾患における動脈管の開存の効能・効果
追加も了承した。