厚労省・調査 20代ほぼ3分の1が女医
公開日時 2003/11/30 23:00
厚生労働省は11月28日、02年医師・歯科医師・薬剤師調査の概況をまとめた。
同年12月31日現在の届け出医師数は26万2687人で、2年前(00年)の前回調査
(25万5792人)に比べ、6895人(2.7%)増えた。うち、医療施設に従事する2
4万9574人(前回24万3201人)を人口10万対でみると、全国では195.8人(191.
6人)。都道府県別では、徳島が最も多く258.7人で、最少の埼玉(121.8人)
の2倍以上だった。また、医療施設従事医師のうち女性の割合は15.6%(14.3%
)に増加、29歳以下に限ると33.0%(30.9%)が女性だった。
一方、歯科医師数は9万2874人で前回に比べ2017人(2.2%)増加した。薬剤
師数は22万9744人で、前回から1万2267人(5.6%)増えた。薬剤師のうち、
薬局従事者は10万6892人で1万2132人(12.8%)増加した半面、病院・診療所
従事者は4万7536人で614人(1.3%)のわずかながら減少しており、医薬分業
の進展のためとみられる。