厚労省・税制改正 診療報酬所得計算特例など存続
公開日時 2003/12/18 23:00
厚生労働省は12月18日、04年度税制改正の概要をまとめた。政府の大綱による
と、バイオテクノロジー試験研究設備の固定資産税軽減措置は、対象から密閉
型バイオリアクター試験装置を除外した上で適用期限を2年延長する。05年度
整備の独立行政法人医薬基盤研究所(仮称)の税制上の措置は、「(整備のた
めの)法案の内容を見て検討する」とした。
社会保険診療報酬の所得計算、診療報酬の事業税非課税、医療法人の事業税軽
減――の特例措置はいずれも存続。PFI制度を活用した医療施設の整備推進に
ついては、「税負担の公平性の確保等に留意しつつ、事業の形態、進展などを
踏まえ、必要な措置のあり方について検討を進める」とした。