ファイザー 売上高4割増、純利益は2つの大型買収関連で減益に
公開日時 2004/01/25 23:00
米ファイザーが1月22日発表した03年1―12月決算によると、売上高は40%増
の452億ドル、純利益は57%減の39億1000万ドル。主要品の売上は、リピトー
ル(高脂血症)が16%増の92億3100万ドル、ノルバスク(高血圧)が13%増の
43億3600万ドル、ゾロフト(うつ病)が14%増の31億1800万ドル、ニューロン
チン(てんかん)が19%増の27億200万ドル、ジスロマックス(マクロライド
系抗生物質)が33%増の20億1000万ドル、バイアグラ(ED)が8%増の18億79
00万ドルなどとなった。
10―12月決算は売上高が52%増の142億ドル、純利益が79%減の6億200万ドル。
純利益の大幅減の要因は、販売中止になったレズリン(糖尿病)をめぐる損害
賠償請求など2000年に買収したワーナーランバートに関するものと、03年のフ
ァルマシア買収に関するもの。