中医協・専門組織 新規7技術の保険導入求める
公開日時 2004/01/28 23:00
中医協・診療報酬基本問題小委で、診療報酬調査専門組織の吉田英機医療技術
評価分科会長は、関係団体などから同部会に要望があったうち新規7技術につ
いて、保険導入するべきと報告した。これら新規技術以外で、評価や適用範囲、
施設基準の見直し22件も求めた。一方、非観血的脊椎骨マニプラチオン、経尿
道的前立腺高温度治療の2件は、実施例が少ないことや、他の治療法と比べ有
効性が劣ることから、「技術の再評価もやむなし」とした。
新規7技術は次の通り。
経皮的中隔心筋焼灼術(PSTMA)▽甲状腺機能亢進症・甲状腺分化がんに対す
る放射性ヨード-131内用療法▽画像ガイド下吸引式乳腺生検術▽留置型尿管ス
テント設置及び抜去(片側)▽体内埋込み型補助人工心臓装着手術及び管理料
▽両室ペースメーカ移植術▽経皮的冠動脈内ステントグラフト留置術