厚労省 米産ウシ由来医薬品切り替え期限設定
公開日時 2004/02/19 23:00
牛海綿状脳症(BSE)問題で厚生労働省は2月19日までに、米国産ウシ等由来
原材料使用の医薬品、医療用具について、種類によって14区分しそれぞれの低
リスク国産への切り替え期限を設定した。このうち、リスクが高いとされる遺
伝子組換え・細胞培養医薬品、成分抽出製剤、植込み用具は04年9月30日まで、
経口製剤(ゼラチン)、注射剤(同)などは05年3月31日とした。比較的リス
クが低いとされる外用製剤などは、当分の間、切り替えを猶予する。
また、せき柱骨等については、原産国に関わらず医薬品、医療用具としての使
用を全面的に禁止することも決めた。ただ、低リスク国原産については禁止措
置を一定期間猶予する。