味の素医薬カンパニー 人工腎臓透析用粉末製剤の製造工場建設
公開日時 2004/03/02 23:00
味の素医薬カンパニーは3月2日、人工腎臓透析用粉末製剤ハイソルブ(98年
販売開始)の製造工場を味の素グループの清水製薬清水工場内に総工費20億円
かけて建設すると発表した。生産開始は05年4月から。透析周辺領域事業の強
化策の一環。
同社は、02年度に160億円だった人工腎臓透析・関連薬剤の売上を中期的に300
億円にすることを目標に、研究、開発、生産、営業の各機能の強化に取り組ん
でいる。営業面では、03年11月に味の素ファルマに透析事業部を設立し、透析
専門MRを配置。研究開発面では、03年4月から味の素に輸液栄養透析研究所を
設立している。