厚労省 「性同一性障害」審判の診断書で意見募集
公開日時 2004/03/02 23:00
厚生労働省は3月2日までに、「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関す
る法律」で、性別変更審判請求のため家庭裁判所に提出する医師の診断書の記
載事項について、一般からの意見(パブリック・コメント)募集を開始した。
集まった意見を参考に、省令を制定する。
同法は03年7月制定。生物学的な自分の性別に違和感を持つ同障害者に対し、
家裁での審判を受けることで別の性に変わったとみなして民法その他の法令の
規定を適用する。省令案では、診断書に生活歴や現病歴、医療機関での受診歴、
治療の経過、結果などの記載を求めることとしている。意見の提出締め切りは
3月19日。詳細は専用ウェブ
(http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BSEQNO=00
00000446)へ。