杏林製薬 執行役員制度導入へ
公開日時 2004/03/21 23:00
杏林製薬は3月19日、執行役員制度を4月1日から導入すると発表した。取締
役の「経営の意思決定及び業務執行の監督」「業務執行」の各機能を分離し、
前者はそのまま取締役が、後者は執行役員が担うことで、経営の意思決定とラ
イン・オペレーションのスピードアップを図る。専務、常務の役付きは同制度
導入とあわせ廃止する。6月下旬予定の定時株主総会で、取締役数の最適化も
諮る。
また、経営戦略本部・同本部経営企画部・同本部製品戦略部を新設▽信頼性保
証室を新設し品質保証部、医薬情報部、薬事部を移管▽事業開発本部を事業開
発室に改め下部組織を再編▽研究開発本部を再編▽生産本部を再編▽営業企画
部を営業推進部に改称▽学術企画部を廃し機能を研究開発管理部と製品戦略部
に移管――の機構変更も4月1日に行う。