中外・永山社長 04年は営業が重要な年
公開日時 2004/03/24 23:00
中外製薬の永山治社長・CEOは3月24日記者会見し、04年の経営課題として「
非常に営業が重要な年になる」と述べ、ペガシス(C型慢性肝炎、03年12月発
売)、エビスタ(骨粗鬆症、04年5月頃発売予定)、リツキサン(非ホジキン
リンパ腫、03年9月適応拡大)とそれ以外の新製品の市場浸透に力を入れ、業
績予想の達成に意欲を示した。
欧州では、サノフィ・サンテラボによる敵対的買収提案にアベンティスが反発
しているのを受け、ロシュの大株主のノバルティスがアベンティス買収に関心
を寄せているが、ロシュのフランツ・フーマー会長兼CEOは「両社が合併しよ
うと我々には無関係」と語った。