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厚労省 「アラバ」投与中止後にも死亡症例

公開日時 2004/03/25 23:00

厚生労働省は3月25日、アベンティス ファーマの抗リウマチ剤「アラバ錠」
(一般名:レフルノミド)について、重篤な副作用の恐れから投与を中止した
後に死亡したケースが少なくとも2症例あることを明らかにした。体外に排出
されにくい特性が原因と考えられる。同日発表の「医薬品・医療用具等安全性
情報」199号で、肺炎などの合併症や既往の有無を確認して投与可否を慎重に
判断するよう注意を促した。

同社は1月27日、間質性肺炎の発現あるいは増悪が16例、うち死亡が5例報告
されたと発表。その後の調査で、症例は35(うち死亡12)に上った。うち1症
例は、合併症があったことから発表後に投与を中止。別の1症例も、X線で間
質性肺炎が見つかり投与中止したが、いずれも死亡した。同剤は03年9月発売、
患者数約3600人。

同情報ではこのほか、血管拡張剤「塩酸ベラパミル」(一般名)による皮膚障
害、抗てんかん剤「ゾニサミド」(同)による横紋筋融解症の「重大な副作用」
についても注意喚起した。

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