全日病・佐々会長 「亜急性期入院」新設を評価
公開日時 2004/03/29 23:00
全日本病院協会(全日病)の佐々英達会長は3月27日の代議員会で冒頭あいさ
つし、「地域一般病棟の具現化についての要望が診療報酬改定で『亜急性期入
院医療管理料』として新設されたことは大きな成果」と述べ、厚生労働省に要
望を提出した四病協(日本病院会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会、
全日病)としての活動を、今後も推し進める考えを示した。
「これまで診療報酬改定について病院団体の意見、要望は全くと言っていいほ
ど取り入れられることはなかったが、今回、少しでも取り入れられたというこ
とは評価されてよい」と指摘。また、会員に対し、「2年後の改定は介護報酬
と同時ということもあって大改定と予想されるが、改定後に戦術を練るのでは
なく、変化を先取りして戦略を立ててほしい」と求めた。