シェリング・プラウは４月22日、厚生労働省にＣ型慢性肝炎治療薬（新規ペグ
インターフェロン製剤）「ペグイントロン」の輸入承認申請を行ったと発表し
た。同社のレベトールとの併用療法。厚生労働省による優先審査が適用される。

ペグイントロンは従来のイントロンＡを平均分子量約１万2000の直鎖ポリエチ
レングリコールで修飾した高分子医薬品で、週１回投与での治療が可能になる。

中外製薬から日本で初めて週１回投与を可能にしたペグ・インターフェロン製
剤ペガシスが販売されているが、コペガスとの併用療法は開発中。シェリング・
プラウは「ペガシスはまだ単剤での承認であり、ペグイントロンとレベトール
併用が承認されれば有利」と見ている。