GSK 厚労省がB型慢性肝炎治療薬ヘプセラを優先審査品目に
公開日時 2004/04/22 23:00
グラクソ・スミスクラインは4月22日、厚生労働省に申請中のB型慢性肝炎治
療薬ヘプセラ錠10が優先審査品目に指定されたと発表した。優先審査の場合、
厚労省の審査持ち時間は6ヵ月という。ヘプセラは、GSKが販売中のゼフィッ
クス(一般名:ラミブジン)に対する感受性が低下したYMDD変異ウイルスに効
果を示す。日本での適応は、YMDD変異ウイルスが増殖し肝機能の異常が認めら
れたB型慢性肝炎およびB型肝硬変患者に対するラミブジンとの併用投与。
ヘプセラは米ギリアド・サイエンス社が創製、米国で発売しており、GSKは日
本、韓国、中国、台湾などアジア地域と中南米で開発、販売に関する独占的権
利を得ている。