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厚労省・検討会 抗がん剤併用療法の特定療養費化に7例

公開日時 2004/05/09 23:00

厚生労働省の「抗がん剤併用療法に関する検討会」(座長・黒川清東海大学教
授)は5月7日、3回目の会合を開き、ドキソルビシンとシクロフォスファミ
ドの併用による乳がんAC療法など、特定療養費となる薬剤の適応外使用として
7例を定めた。企業の申請促進や国の早期承認実現に向けスタートした新制度
の第1号。21日の薬事・食品衛生審議会医薬品第2部会で了承されれば、特定
療養費の対象となる。

会合は、ワーキンググループが対象の適応外使用について、安全性、有効性の
エビデンスを報告する形で行った。対象の7例は、乳がんのほか、整形外科、
小児科各分野の療法。同検討会はすでに、特定療養費化を優先的に進める併用
療法として21例を選定しており、残る14例は、6月に予定される次回会合でワ
ーキンググループからの報告を受ける。

7例の療法(薬剤)は次の通り。

ドキソルビシン(乳がんAC療法)=シクロフォスファミドと併用する場合は用
法・用量に「1回40~60mg/平方メートル3週間隔」を追加。
パミドロネート(乳がん)=1回45mgの用法・用量に、「1回90mg」を追加。
イホスファミド(軟部腫瘍)=ドキソルビシンとの併用療法で、効能・効果に
「骨肉腫以外の悪性骨・軟部腫瘍」を追加。
ドキソルビシン(骨・軟部腫瘍)=イホスファミドとの併用療法。
ドキソルビシン(小児)=ドキソルビシンを含む多剤併用療法で効能・効果に
小児悪性固形腫瘍を追加
エトポシド(小児)=エトポシドを含む多剤併用療法で効能・効果に小児悪性
固形腫瘍を追加
イホスファミド(小児)=イホスファミドを含む多剤併用療法で効能・効果に
小児悪性固形腫瘍を追加

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