日本うつ病学会 7月2、3日に初の総会
公開日時 2004/05/09 23:00
うつ病への社会的な関心が高まる中、「日本うつ病学会」が発会する。医療関
係者らの連携作りのほか、患者や家族への情報提供も目指しており、7月2、
3日に東京である初総会では市民向け公開講座も開く。学会初代会長には野村
総一郎氏(防衛医科大学校精神科学講座教授)、同理事長には上島国利氏(昭
和大学医学部精神医学講座教授)が就任した。
総会のメーンテーマは「うつ病―治す力と支える力」。シンポジウムのほか、
うつ病の類似状態の鑑別、精神療法の基礎、職場でのメンタルヘルス、評価尺
度などのセミナーを予定している。市民公開講座では、うつ病を経験した漫画
家や家族会の主宰者らが「家族の対応」について話し合う。定員600人。問い
合わせは事務局=電話03(5770)5549、URL:
http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/assembly.html=へ。 【JPN】