GE研 診断群分類別のリスト作成へ
公開日時 2004/05/10 23:00
日本ジェネリック研究会は5月8日、第2回セミナーを開き、基調講演した会
長(9日付け就任)の武藤正樹・国立長野病院副院長が、「DPC(診断群分類)
別の後発医薬品リスト作成」「一般名処方の普及」――などを研究会としての
課題に掲げた。講演後、ミクスeX‐pressニュースの取材に対し武藤氏は、「
(診断群分類別の)リストは中立的立場である研究会としてぜひやらなければ
ならないが、後発品メーカーが独自に取り組んでもいいのではないか」と述べ
た。
一方、一般名処方について、同病院で導入に向けた検討を進めていることを示
しながら、浸透のための方策を提言。(1)まず処方医が先発品名で薬剤を選
択(2)後発品への置き換えマークをクリック(3)画面上に表示された一般
名で処方――と、ブランド名になじみが深い医師でも一般名処方が可能となる
システムの構築を提案した。