国立がんセンター 検診対象年齢拡大でパンフ作成
公開日時 2004/05/17 23:00
老人保健法に基づく乳がん、子宮がん検診の対象年齢が変更されたことから国
立がんセンターは5月17日までに、これらがん検診に関するパンフレットを作
成し、一般向けの受診PRを強化した。子宮がん検診の対象者を従来の「30歳以
上」から「20歳以上」に、マンモグラフィを使った乳がん検診を「50歳以上」
から「40歳以上」にそれぞれ拡大したことを明記した。
対象年齢の変更は、厚生労働省の検討会がこのほど報告書で提案。乳がん検診
は従来、30代にも視触診を実施していたが、マンモグラフィによる検診に一本
化することで、30代は対象外になった。パンフレットは、同センターの専用サ
イト
(http://www.ncc.go.jp/jp/cancer_screening/index.html)からダウンロー
ドできる。