アルフレッサ 2年間で930人削減
公開日時 2004/05/19 23:00
アルフレッサ ホールディングスの福神邦雄社長は5月19日の決算記者会見で、
向こう2年間で930人の人員削減を実施することを明らかにした。同社はパー
ト・派遣社員の割合が多いため、「従業員」と「パート・派遣」に分けて、各
437人、493人を削減。それにより19億4200万円の効果を生むとした。従業員削
減のうちMSは4割程度。企業統合後、首都圏を中心に余剰が出ており、1人あ
たり生産性を上げる考え。
一方、中期経営計画で示した05年3月期業績見込みを改め、売上高1兆2060億
円(中計1兆932億円)、売上総利益1077億円(987億円)、営業利益148億円
(170億円)とした。連結対象に加わるダイワ、小田島、大正堂(半期分)の
売上が寄与して増収する半面、販管費の増で営業利益は減少する。