東大病院 新たに武田薬品、アンジェスと連携
公開日時 2004/06/30 23:00
東大医学部付属病院は6月30日、06年度竣工の新中央診療棟2期内に計画して
いる「22世紀医療センター」で新たに武田薬品工業、アンジェスMG、サトウス
ポーツプラザの3社と連携することを決めたと発表した。
武田とは統合的分子代謝疾患科学講座を計画。臨床現場から生み出される膨大
な臨床リソースをリアルタイムに解析することによって優れた代謝疾患改善薬
を低コスト・効率的に創出し、実際の臨床で安全に利用されるシステムを整備
する。
アンジェスとは先端臨床医学開発を計画。最先端の分子生物学、遺伝子治療学、
幹細胞医学、材料工学を駆使して心血管病に対する新規治療法の開発と臨床応
用を目指す。
4月に発表した田辺製薬、テルモ、メディネットなど6社に加え、連携企業は
計9社になった。