感染研 コレラ報告数が急増
公開日時 2004/07/19 23:00
国立感染症研究所が7月16日まとめた感染症週報・第27週(6月28日~7月4
日)によると、コレラの患者報告数が、年初からの累計で26例になった。毎年
7~9月にピークがあるが、昨年は年間の患者報告が計25例。しかし、今年は
6月だけで、18例の報告があった。月ごとの報告数では、99年以降最も多い。
18例のうち14例が、フィリピンでの感染と見られる。
一方、過去10年間の全ての週と比べて最高値の患者報告数を更新し続けている
咽頭結膜熱は、この週は定点当たり0.95(前週0.87)を記録した。都道府県別
では、埼玉(1.80)、富山(1.72)、神奈川(1.56)などでの報告が目立つ。