厚労省 新規事業や拡大「医療・福祉分野」トップ
公開日時 2004/07/20 23:00
厚生労働省が7月20日までにまとめた「03年産業労働事業調査(事業活動と雇
用創出に関する調査)」によると、病院など医療・福祉分野の事業所で過去3
年間に新規事業を開始したり拡大した事業所の割合は25.4%で、全分野(13.5%
)に比べかなり高いことが分かった。日本標準産業分類の13分類のうち最も高
い。医療・福祉以外では、情報通信業(20.5%)、運輸業(20.1%)が2割を
超えた。
一方、今後3年以内に新規事業を開始あるいは拡大する希望がある事業所も、
医療・福祉分野が22.3%で最も多かった。全体では9.6%だった。過去1年間
に常用雇用者が増えた分野も、医療・福祉が63.2%で、全体(32.4%)の2倍
近い数字だった。