日本医薬品工業は８月20日、マルコ製薬と業務提携に関する基本合意を締結し
たと発表した。内容は生産の委受託、共同開発の実施、販売事業の共同対応の
３項目。拡大が見込まれる後発医薬品市場でのさらなる飛躍をねらう。将来的
には資本提携も視野に入れ、後発品業界のリーダー足りうる存在になることを
目指すとしている。資本提携の将来的スケジュールや、日医工がどの程度まで
出資比率を引き上げるかなどは未定という。

日医工の03年11月期の売上高は176.5億円で、04年11月期は195億円を予想。マ
ルコ製薬の03年度売上高は37億円で単純合計すると232億円の規模。後発品業
界最大手２社の売上高と比較しても遜色なくなる。両社はともに医薬協の理事
会社。

東和薬品の03年度売上高は231.2億円、04年度は256億円を予想。沢井製薬の03
年度は225.5億円、04年度は253億円を予想。