感染研・週報 咽頭結膜熱が依然過去10年で最高値
公開日時 2004/08/23 23:00
国立感染症研究所が8月23日までにまとめた感染症週報・第32週(8月2~8
日)によると、第25週に定点当たり報告数0.83で過去10年間の全ての週と比べ
て最高値となり、第29週に1.21でピークを記録した咽頭結膜熱は、この週は0.
80まで減少した。しかし、依然として過去10年間の同じ週と比べると最高値を
示している。都道府県別では、福井(2.41)、北海道(1.62)などでの報告が
目立つ。
また、腸管出血性大腸菌の累積報告数が32週までに1873例になった。03年の同
時期(1269例)より多く、02年(1924例)と似た状況。都道府県別では、石川
(156例)、東京(153例)、大阪(126例)、岡山(121例)などで報告が多い。