厚労省 「痴呆」に替わる用語公募
公開日時 2004/09/14 23:00
厚生労働省は9月13日、行政用語としても使用している「痴呆(ちほう)」に
替わる新たな用語について、一般からの意見募集を開始した。寄せられた意見
は、「『痴呆』に替わる用語に関する検討会」(座長・高久史麿自治医科大学
長)での議論に活用する。「痴呆」には、おろかなこと、あっけにとられると
いう意味合いがあり、高齢者に対する尊厳やいたわりを欠き、医療や介護の理
念になじまないと指摘されてきた。
検討会ではこれまでに、認知症、記憶症、アルツハイマーなどの案が出ている。
応募方法など詳細は政府のパブリック・コメント専用サイト(
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public)へ。