感染研 大阪でインフルエンザウイルス今シーズン初の分離
公開日時 2004/10/12 23:00
国立感染症研究所が10月12日までにまとめた感染症週報・第39週(9月20~26
日)によると、同21日に大阪府内の定点医療機関を受診した5歳男児の鼻腔ぬ
ぐい液から、AH3型インフルエンザウイルスが分離された。04~05年インフル
エンザシーズン初の分離。患児が通う幼稚園では同時期に10人以上の欠席者が
あり、うち1人は、インフルエンザ迅速診断キットで陽性だったが、その後、
この地域で流行拡大の情報はない。
前シーズン(03~04年)のインフルエンザウイルス分離・検出は、AH3型4784
件(初分離は03年9月12日、長崎)、B型291件(9月4日、沖縄)、AH1型5
件(12月2日、埼玉)だった。