厚生労働省は10月13日の社会保障審議会・医療部会で、患者や家族からの苦情、
心配ごと、相談を受け付ける「医療安全支援センター」が、同７月20日までに
全都道府県で整備されたと報告した。事業は03年度スタートしたが、医療関係
機関との連携が必要で人的体制が不十分なことなどから、整備は当初計画より
遅れ気味だった。厚労省の担当者は、「二次医療機関単位の設置をさらに進め
たい」と、各委員の所属団体の協力を求めた。