厚労省・検討会 老健事業「活動的な85歳」を目標に
公開日時 2004/10/25 23:00
厚生労働省の老人保健事業見直し検討会(座長・辻一郎東北大学大学院医学系
研究科社会医学講座公衆衛生学分野教授)は10月25日、中間報告「生活習慣病
予防と介護予防の新たな展開に向けて」をまとめた。同事業の従来の目標とさ
れた「健康な65歳」を、超高齢社会に対応し、「活動的な85歳」に改める。ま
た、介護予防に関して特に、低栄養、うつ、痴ほうなどに着目した新規事業を
行う。
同事業は1983年施行の老人保健法に基づき実施、05年度から第5次計画がスタ
ートする。同検討会は、第5次計画策定や関連法令改正に向け、今年7月から
6回にわたり議論を続けた。