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中外製薬は10月27日、創製に成功した低分子TPO（血小板増多因子）アゴニス
ト抗体医薬研究の成果が米国血液学会雑誌「blood」（05年１月15日発行号）
に掲載されると発表した。血小板減少症の治療への応用を期待しており、前臨
床試験段階。

同社はバイオ医薬の成果として、EPOやG-CSFなど生理活性タンパク質の医薬化
を第１段階、ヒト化抗ヒトIL-６受容体モノクローナル抗体MRAなどタンパク質
のアミノ酸置換によるヒト化抗体の創製と医薬化を第２段階と位置づけており、
今回第３段階として低分子アゴニスト抗体の創製を実現したとしている。