エーザイ 米国でトリアゾール系抗真菌剤を自社開発、BMSへの導出終了
公開日時 2004/10/31 23:00
エーザイは10月29日、米ブリストル・マイヤーズスクイブとの間のトリアゾー
ル系抗真菌剤ラブコナゾールの導出契約を終了したと発表した。エーザイが独
自に合成したが、96年12月にBMSに導出していた。BMSは米国で経口剤のフェー
ズ2、注射剤のフェーズ1を進めていたが、今後はエーザイが開発を行う。
「米国での結果を見ながら、欧州、日本での展開を検討していく」としている。
BMSが開発の重点領域を変更し、抗生剤や抗真菌剤から抗ウイルス剤へのシフ
トを決定したことが契約終了の理由という。