厚労省 ケテック副作用で意識消失
公開日時 2004/11/04 23:00
厚生労働省は11月4日、ケトライド系経口抗菌剤「テリスロマイシン」(販売
名:ケテック)と、天然型インターフェロン製剤「インターフェロンアルファ
(NAMALWA)」(スミフェロン)について、使用上の注意の改訂を通知で指示し
た。このうち、テリスロマイシンは、重大な副作用に「意識消失」「肝機能障
害、黄疸」を、また、重要な基本的注意に、自動車の運転など危険を伴う機械
操作には注意を払うことを追記するよう求めた。
一方、インターフェロンアルファ(NAMALWA)は、重大な副作用に「無菌性髄膜
炎」を追記するほか、重大な副作用のうち敗血症に関する記載に、「肺炎など
の重篤な感染症」を加える。