米アボット 抗リウマチ薬が大きく貢献、TAPは減収
公開日時 2004/11/10 23:00
米アボットがこのほど発表した04年7―9月期決算は、売上高が10.2%増の46
億8200万ドル、純利益は5.6%増の8億400万ドル。ヒューミラ(リウマチ)が
189.4%増の2億2700万ドル、カレトラ(HIV)が21.8%増の2億2400万ドル、
トリコール(高脂血症)が35.7%増の2億800万ドル。一方、シンスロイド(
甲状腺異常)は6.3%減の1億6500万ドル。
武田薬品工業の米国全額出資子会社との折半出資会社であるTAP社のPPIプレバ
シッド(タケプロン)は、アストラゼネカの「プリロセック」(一般名:オメ
プラゾール)のOTCの影響もあり、7.7%減の7億1100万ドル、前立腺がん治療
薬ルプロン(リュープリン)は15.0%増の2億200万ドル。