日看協 がん、精神など専門看護師98人登録
公開日時 2004/11/18 23:00
日本看護協会(南裕子会長)は11月18日までに、「専門看護師」が全国で98人、
「認定看護師」が1239人に達したと発表した。専門看護師は、看護系大学院修
士課程を修了し認定試験に合格した看護師が対象で、保健医療福祉や看護学の
発展への貢献が求められている。がん(登録44人)、精神(25人)、小児(12
人)など計7つの分野がある。
一方、認定看護師は、実務経験を持つ看護師が指定の教育課程修了後、審査を
受ける。現場での看護ケアの質の向上を目指す。計15分野からなるが、実際に
登録者がいるのは「WOC(創傷、オストミー、失禁)」(登録308人)、重症集
中ケア(237人)、がん性疼痛(157人)など9分野。その他の新生児集中ケア
は広島県看護協会で、透析と手術は、東京女子医大看護学部でこのほど教育課
程がスタート。訪問、乳がん、摂食。嚥下障害の3分野はまだ教育機関が決ま
っていない。