厚労省・検討会WG 国内エビデンス不足など課題
公開日時 2005/02/07 23:00
2月7日の「抗がん剤併用療法に関する検討会」は、ワーキンググループ(WG)
が1月18日に非公開で行ったフリーディスカッションの結果が報告された。WG
では、「国内でのエビデンス不足で事前評価まで進まなかった療法は今後の対
応策の検討が必要」「新薬導入が海外より遅れると国内のがん研究振興にとっ
て問題」などの意見が出たとされ、今後、議論を引き継ぐことになる「新たな
枠組み」での検討課題になりそうだ。
また、「がん領域では一部例外を除き効能、副作用に人種差はほとんど認めら
れず、国内と欧米で処方する医師の技量の差の方が大きい」などの意見もあっ
たという。