厚労省 インフルエンザ3週遅くシーズン入り
公開日時 2005/02/07 23:00
厚生労働省は2月4日、「インフルエンザ流行シーズンに入った」と発表した。
国立感染症研究所が同日公表した感染症週報・第3週(1月17~23日)で、定
点当たり患者報告数が2.81(報告数1万3198人)と、流行の目安である「1.0」
を上回ったため。昨シーズンと比べるとシーズン入りは約3週間遅く、最近10
年では、00~01年のシーズンに次いで2番めに遅い。
また、今シーズンの流行は、AH3型のほか、AH1、B型ウイルスの分離報告数も
多いという。
一方、厚労省が全国の学校、幼稚園の学級閉鎖状況を調べているインフルエン
ザ様疾患発生報告・第12週(1月23~29日)によると、休校や学級閉鎖の措置
を取ったのはこの週、426施設(前年同期2151施設)で、第1週からの累計は63
1施設(3648施設)になった。