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厚労省 アラバ添付文書改訂後も間質性肺炎

公開日時 2005/02/24 23:00

厚生労働省は2月24日、「医薬品・医療用具等安全性情報」No.210で、アベン
ティスファーマの抗リウマチ剤「アラバ」(一般名:レフルノミド)につい
て、(1)咳、呼吸困難、発熱などが現れたら速やかにX線検査(可能であれ
ばCT)、酸素飽和度、血液ガス検査を行う(2)間質性肺炎の症状が現れたら
投与を中止するだけでなくクエストラン投与による薬物除去を行う――などを
指示した。同社が実施中の、既往や合併のない間質性肺炎の発現状況調査への
協力も求めた。

同剤は03年4月承認、9月発売。死亡例を含む間質性肺炎の副作用が報告され
たことから04年1月、使用上の注意を改訂し、治療開始に当たりこれらの合併
症、既往の有無を胸部X線検査などで確認し投与可否を慎重に判断することな
どを指示。しかし、その後も副作用報告が9例(改訂前49例)あった。

改訂前後の計58例のうち、同剤との因果関係が否定できない間質性肺炎は41症
例で、16例は死亡。クエストランによる薬物除去を行った30例では死亡は10例
(33.3%)で、行わなかった11例中の死亡6例(55%)と比べると割合が低か
った。【下段に同情報関連記事】

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