ファイザー 新社長にソーレン・セリンダー氏
公開日時 2005/02/28 23:00
ファイザー日本法人は2月28日、新役員人事を行い、ソーレン・セリンダー社
長を新任したと発表した。セリンダー社長は「社員数は十分な規模で、競争力
の点でも強いものを持っている」と述べ、MR数は削減しない考えを示した。日
本企業の買収には消極的な姿勢を示した。
名誉会長になったアラン・ブーツ前社長は5年間を振り返り、「日本で最も成
功し最も尊敬されるヘルスケアカンパニーになることを目標にしてきたが、尊
敬される企業として着実にまい進した」と語った。
ソーレン・セリンダー社長は1954年生まれ、デンマーク出身、50歳。デンマー
クのハレブ看護学校卒、オールフス大で看護教育と国際マーケティングの学位
を取得。職歴は、看護師からサンド社に入社、デンマーク・ウェルカム社社長、
デンマーク・ファイザー社社長を歴任し、99年からフランス・ファイザー社社
長を務めていた。