武田薬品 米3M社から子宮頚異形成を伴うHPV感染症治療薬導入
公開日時 2005/03/01 23:00
武田薬品工業は3月1日、米3M社が創製した子宮頚異形成を伴うヒトパピロー
マウイルス(HPV)感染症治療薬(免疫反応調整物質に属する化合物)につい
て共同開発およびマーケティング契約を合意したと発表した。現在米国で3Mが
フェーズ1を行っている。欧米では3M、日本とアジアの数ヵ国では武田が開発
する。武田は欧米の状況を見て開発を開始する意向。
承認後は、米国および欧州では両社で共同してプロモーション活動を行うとと
もに、日本およびアジアの数ヵ国では武田が、その他の地域では3Mがマーケテ
ィング活動を行う。