厚労省・事業報告 大腸がん検診者の0.17%で発見
公開日時 2005/03/01 23:00
厚生労働省が2月28日まとめた03年度地域保健・老人保健事業報告の概要によ
ると、大腸がん検診を受けた人のうち、がんが見つかった人の割合は、0.17%
であることが分かった。胃がんは全検診受診者の0.15%、肺がんは0.05%でが
んが見つかった。調査は老人保健事業に基づく全国の検診対象者らに対し実施
した。
大腸がん検診は、対象者の18.1%に当たる640万3659人が受診。「要精密検査」
の判定が出たのは、7.28%に上る46万6172人だった。このうちがんが見つかっ
たのは1万598人で、検診受診者全体の0.17%、要精密検査者の2.27%だった。