厚労省 性感染症など予防指針見直しへ
公開日時 2005/03/06 23:00
厚生労働省は、厚生科学審議会感染症分科会感染症部会に「エイズ・性感染症
ワーキンググループ(WG)」を設置し、きょう3月7日に初会合を開く。WGは
性感染症の専門家で構成、特定感染症予防指針が制定から5年経過し改正時期
を迎えていることから、見直しに向け検討し、5月ごろをめどに報告書をまと
め部会に提出する。
同指針は感染症法に基づき、後天性免疫不全症候群(エイズ)については99年
10月、性感染症については00年2月策定。性感染症を取り巻く状況が変化し、
十代の半ばごろから二十代前半にかけての年齢層における発生の増加が報告さ
れていることなどから、これらを踏まえた上で、改正作業に当たる。