感染研 インフルエンザ「ピーク過ぎつつある」
公開日時 2005/03/28 23:00
国立感染症研究所が3月28日まとめた感染症週報・第10週(3月7~13日)に
よると、インフルエンザの定点当たり患者報告数は44.04(前週50.00)で、こ
とし第1週以降、初めて減少に転じた。全国のうち36都道府県で、前週よりも
報告数が減少。感染研は「流行はピークを過ぎつつあるものと推定される」と
している。
今シーズンのピークを前週の定点当たり報告数50.00とすると、過去10年との
比較では、97~98年(98年第5週に56.77)、94~95年(95年第4週に54.90)
に続く高い水準。また、第1週から第10週までの定点医療機関からの総患者報
告数は114万1465人で、昨シーズン同期(71万7439人)より大幅に増加してい
る。