厚労省・検討会 医師主導治験はインフラ整備必須
公開日時 2005/04/20 23:00
厚生労働省の「治験のあり方に関する検討会」(座長・池田康夫慶応義塾大学
医学部教授)は4月20日、第2回会合を開き、「医師主導治験におけるGCP上
の問題」などについて議論した。藤原康弘委員(国立がんセンター中央病院医
長)は、医師の作業上の煩雑さや、副作用が発生した場合の補償問題などを挙
げ、医師主導治験を行う体制について、「治験のみならず、臨床試験全般を実
施するインフラの整備が必須」と位置づけた。
これまでに指摘された課題や問題点をもとに、次回会合(5月26日)で事務局
が、項目を整理したメモを提示する。