旭化成ファーマ 2%減収、05年度は反転へ
公開日時 2005/05/10 23:00
旭化成ファーマは5月10日、05年3月期(04年度)通期決算を発表した。04年
度の底打ちから05年度は反転を目指す。04年8月に発売した従来のアンプル製
剤(エルシトニン注20S)をディスポ製剤にしたエルシトニン注20Sディスポは
04年度49.4億円を売り上げ、05年度は85.2億円を計画。20Sに占めるディスポ
の割合は04年度の33%から05年度58%まで高まる。排尿障害改善剤フリバス、
SNRIトレドミンも続伸を見込む。
●〔04年度連結業績(前期比)05年度予想〕
売上高 1039.3億円(1.9%減)1100億円
国内医薬(単体)468.7億円(2.9%減)486.6億円
営業利益 133.6億円(3.5%増)120億円
●〔主要品売上高(03年度)05年度予想、単位:億円〕
10単位・40単位 12.6(13.6)12.2
20S 99.1(173.9)62.4
ディスポ 49.4(―)85.2
エルシトニン計 161.1(187.5)159.8
ブレディニン 62.6(64.6)60.8
フリバス 80.1(71.9)91.4
トレドミン 56.7(47.7)65.2
エクサシン 14.1(14.7)13.0
リカマイシン 8.9(10.5)8.0
エリル 14.4(14.2)14.8